2020/05/22 13:59

兵庫県西脇市で機屋をしております大城戸織布です!

▼ 今回は、房耳をご紹介します!

機屋は、生地を作る工場として知られていますが、

実は、生地と一緒に「房耳」というフサフサした紐のような糸のようなものも一緒に作っています。

(↑写真の生地の左側にあるのが「房耳」です。)



この部分は、通常捨てられることが多いのですが、

OKDの生地たちの房耳は、麻やウール、和紙など、変わった素材が多く、この部分にも注目して、

房耳の糸自体の糸抜けがしにくいような工夫をして意匠糸として販売しています。

(↑糸の留めをしっかりしているので、糸抜けがしにくいような工夫をしています)


▼ 房耳は編み糸や織り糸、装飾などに使えます!

市場ではあんまり見ないこの「房耳」!

「面白そうだけど、どんな風に使ったらいいの?」

糸自体にボリュームがあるので、一番のオススメは「指編み」です。

4~7目くらいの目数で首に巻くのにちょうどよいくらいのマフラーを編むことができます。

年に何度かクラフト系のイベントやお店で指編みのワークショップも開催しています。

イベントでは、編み物したことない!という方も、30分~1時間くらいでフサフサのマフラーやスヌードが作れます


また、織り糸としても!


他にもラッピングのリボンや、洋服やバッグのフリンジに!

または、インテリアで壁に飾ったり!

使う人によっていろいろアレンジのできる房耳です!

▼知る人ぞの間では、房耳ブーム!?

イベントでは販売やワークショップをしていた房耳、

気に入ってくださった方には、追加でほしい時「どこで買えるの?」「ネットでは販売してないの?」と聞かれることもしばしば。

なかなかオンラインストアを始めるきっかけがなかったので、「また次回のイベントに来てください~」とお伝えして、次回来てくださったり。

毎年1年マイドームおおさかで開催される「てづくりフェア」にも

4、5年前から毎年この房耳で出店しているのですが、リピーターさんも来て頂けるほど!

ハマると楽しくなってくる房耳!


▼1点ものの房耳に出会える!?

房耳は、生地と一緒にできてきます。

なので、意匠性のある生地の房耳ほど、頻繁に織ることがないので、1点ものの房耳になります。

イベントでも意匠性のある房耳はすごく人気です。

いろんな使い方のできる房耳!

ぜひよろしくお願いします~!